WANKO NIKKI
スタッフブログ
わんこマインド
2020年9月9日 : ブログ
ホームわんこでは、利用者さんの自立を支援するために
最高のサービス提供を日々考えています。
そのマインドは、朝の食卓にも表れています。
現在の朝食時に選べるスープバーです。
朝食メニューでは、
和食の日は味噌汁、洋食の日はスープが提供されていましたが、
味噌汁やスープは残されることも多くありました。
そのため、このようにスープバー形式にすることで、
自分の体調に応じて、種類や、味を選び、食欲が増進され、
完食できるよう配慮しています。
朝のスープバー形式にこだわった理由は大きくわけて2つあります。
①味噌汁の重要性
②自己決定権の行使
です。
まず、①味噌汁の重要性について。
私たちは味噌汁をとても大切に考えていました。
なぜなら、大豆を使った発酵食品の味噌には、
腸内環境を整える働きがあるからです。
なぜ、腸内環境にこだわるのか?
それは、精神の安定に影響を与える
脳内神経伝達物質のセロトニンが、
約80%は腸で作られるからです。
そのため、腸内環境を整えることは、
セロトニンの産生を促し、
精神の安定に大きな影響を与えることに繋がると考えています。
ですから、味噌汁は心と体の健康の源と位置付けています。
②自己決定権の行使について
ホームで暮らす利用者さんは、自立した生活を目指しています。
そのため、
「1.自分で選び、2.自分で決めて、3.自分で責任を取る」
この3つの場面は、今後増えることが予想されます。
そのため、ひとつ、ひとつ、
自分で決めていく場面を、自然に増やすことで
自己決定ができる環境を整えています。
「すべては、利用者さんの幸せのために」