WANKO NIKKI
スタッフブログ
地域連携推進会議のご報告
2025年7月30日 : ブログ
地域連携推進会議
実施報告書
日時:2025年5月29日(木)13:00~14:00,14:00~ホーム見学
参加利用者:10名
地域の方:3名
スタッフ:5名
- はじめに(開催の目的の共有)
地域連携推進会議について、グループホームの利用者・家族・地域の方・民生委員などが話し合い、地域との連携、グループホームでの生活について理解する。今年度から年に1回開催し、気軽に色々な意見交換を行う。
- 日々の暮らしについて
(1)利用者さんから「グループホームで好きなこと・嬉しいこと」を一言ずつ話してもらう。
・一人暮らしの時は近隣からクレームがあったが、自分では気づけない。グループホームは過ごしやすい。
・ご飯がおいしい。
・グループホームだからこそ、好きなことができる。
・動物と触れ合うこと。
・動物がかわいいこと。
・家族から成長したと言われたこと。
・ご飯が温かい。
・スタッフが優しい。以前は死ばかりを考えていたが、いまは命が大切と思えるようになった。
・自分が話す前に、スタッフが顔色を見て「大丈夫?」と声をかけてくれること。
(2)地域の方から、障がい者を町で見て、お手伝いをしたなどを話してもらう。
・娘は人との関わりが上手くできず、統合失調症になり、現在症状は重い。就労継続支援B型(わんにゃんワークス)には犬が好きだから通所できている。町で障がい者を見ると、「大丈夫?」と声かけする。
・町で娘と歩いていて、視覚障害者と出会う。最初は通り過ぎようと思っていたが、娘が「あの人目が見えないんじゃない?」とは話すため、声かけした。娘の新たな一面を知れた。
・民生委員として高齢者の訪問をしているときにわんにゃんワークスを知る。作業所に関わっている人が広島におり、その人に会おうと提案するも、作業所を休みたくないと話す。そのため、作業所は楽しい場所と思っている。何かにあれば、お手伝いしたい。
(3)スタッフから、グループホームでの普段の生活の様子を紹介する。
・利用者さんが助けてくれたり、意見を話してくれたりする。
・動物たち優しく接してくれる。
・困ったり、悩んだり、何か会った時はスタッフに話してくれている。
・グループホームでは利用者さんのやりたいことを可能な限り支えていきたい。
- これから地域と出来そうなこと
(1)地域行事(お祭り・清掃・防災訓練など)にどのように関われそうか?
尼崎北小学校で尼北祭りが8月にある。
(2)地域の人たちとふれあえるイベントはどんなものがよいのか?
現在わんにゃんワークスでわんこの隠れ家まるしぇを月一回開催している。
(3)利用者さんの要望
行きたい場所:夏祭り・万博・体験のできるラーメン屋・恐竜博物館・神戸どうぶつ王国・めんたいこパーク
したいこと:忘年会・新年会・犬とお出かけ・カラオケ・ボウリング・海遊館
4.みんなで意見共有(知りたいこと・気になったこと・提案など)、質疑応答
Q.外泊は年に何回できるのか? 市外の人から外泊が無制限のところがあると聞いた。
A.ホームわんこ・にゃんこでは外泊は年末年始(12/31~1/3)、誕生日、冠婚葬祭でできる。これは重要事項説明書に記載している。行政も重要事項説明書に従うようにとのこと。
夜勤スタッフを配置することは夜勤スタッフが必要であることを示している。夜勤スタッフは利用者や地震などの緊急時の対応をおこなっている。
外泊が無制限のところは大きい社会福祉法人が運営しているグループホームか、サテライトになる。大きい社会福祉法人は外泊を無制限にしても他の部分で補填できる。また、サテライトではほぼ一人暮らしで、スタッフが週に一回訪問し、家事援助に入ってもらう形になる。利用者に合わせてステップアップする。
Q.いろんなことを利用者さんに教えてほしい(利用者さんの親御さんから)
トイレ後、手を洗う・食事後にお皿を洗うことを教えて欲しい。家庭では教えてもしないため、作業所でも教えて欲しい。
Q.犬と散歩をして運動する。公園に行き、近隣の方と仲良くなり、わんにゃんワークスをPRするのはどうか。